2010-07-09

決勝だ

中途半端に忙しくして、誕生日だといって自分勝手に酒を呑み、何となく日を過ごしているうちに、最終局面に進んできてしまった。

思い通りにいかなかったときに必要な「変化」を誰ももたらすことのできなかったドイツ・・・
失礼ながら、予想外に「よい時間」を持続できたスペイン、
と言うわけで終わってみれば非常に順当な勝敗でした。
どちらも、優れた個の力をベースに、例えばスカウティングまでを含め、非常に高度に戦略的な戦いができるチーム。これまで言われてきたような「組織」のさらに先、有機的に統合された全体像としてのチームのあり方、戦略的な戦い、そしてそれがうまくいかなかったときの構造的な変化・変更、
そんなレベルの戦いにトップクラスはどうやら突入したようだ。

個人では勝てない、戦術レベルのチームワークでも勝てない、
難しいものになってきてるな~
ふり返って我が代表の戦いをみても、決勝T進出のカギはそこにあった。
個人対個人で劣るからの「組織」などではなく、まずしっかりと個人レベルで戦えてこその、局面での「組織的」戦術が、かなりの程度まで戦略的に実現できたからこその結果で、ある意味、高いレベルの戦いの入口まで到達できた、と言えるかもしれない。
とはいえ、すべては時々刻々と変化してとどまらず、このワールドカップにしても「一瞬」のこと。すべてがもはや「過去のよい思い出」に過ぎない。

さて、決勝。
「よい時間」をある程度長く保てれば、スコアは僅差でもスペインが力通り順当に勝つだろう。それを阻止するため、オランダもまたじぶんたちの「よい時間」を最大の効率で利用しようとするだろう。気持ちよくやらせないためには、これまでの試合以上に、オランダは「汚い」プレーで立ち向かうはずで、もちろんスペインも負けてはいないだろう。
スペインの優位は確かとしても、結果は予測不可能です。

ウルグアイ対ドイツは大差でドイツが勝つ可能性が高いけど、違う流れになるかもしれない・・・。
どっちにしても残り二試合。プロフェッショナルで、汚く激しく、過酷な戦いになるだろう。
そして最後の最後は「人間」の問題に・・・
もうちょっと早い時間にやってくれればな~><

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