2010-07-03

カカーの涙

ブラジル敗退・・・

いかに技術・体力あらゆる面で勝っていようとも、負けることがあるのがサッカー。
昨夜のブラジルは、負けるとしたらこんな感じかも、という負け方だった。
前半と後半ではまったく違う試合・・・オウンゴールはわが代表の専売特許かと思ったら、そうでもないらしい。ジャブラニとブブゼラというふたつの奇妙なパラメータがいくらかは関わったのか。

それにしても、あの、強いオランダが「弱者としての戦い」を強いられていたのは、予測したこととはいえショッキングなことだ。

上には上がある。

ブラジルの敗戦の中では、「黄金のカルテット」を擁した82年を思い起こさせるものでもあったけど、
今回はむしろ、現代的に高度に組織化されたが故の、 いったん崩れたゲームプランの先に、何かを立て直すことの困難さ、の問題でもあり、事情はかなり違う。

ふてぶてしいようで、少年の面差しの残るカカーの試合終了直後の映像をみているうちに、予定していたことと実現することが一致し難い、ピッチ上の事はピッチ上で解決しないといけない、そんなサッカーの本質をあらためて教えられた感がある。

さて、この後は・・・
オランダが悲願を達成するのかどうか・・・
ウルグアイには悪いが紙一重の優位があると思われるので、 相手はディエゴとリオネルのアルゼンチンか、はたまた若武者ひきいるドイツか、脆さと美しさ、弱さと強さの同居したスペインか・・・「弱者としての戦い」の専門家・パラグアイか・・・

と、書きつつ、今大会のオランダには頂点にたつべき何かが欠けているようにも思うので、優勝はオランダを破るどこか、じゃないかという気がしてきた。

ま、スペインにポルトガルが勝つと思ってた勘違いの俺予想だからな~・・・

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