今度はカザーフィ・・・
世代的なこともいくらかあるのか、いや、それだけじゃないと思うのですが、カザーフィの、今回の「結末」はどうにもやりきれない。ヨーロッパやアメリカの
都合に左右されないアフリカ経済ブロックを構想していたカザーフィ(正しくはその息子の誰か、らしいのだが)をアメリカが自分の都合で排除した、というの
が事の真相で、それは何だか口ざわりのいい、民主化や、まして「革命」とは全然関係ないことなのだ、としか思えない。
成長すべき中国との関係性の中で、将来的なアジア経済ブロックを構想した田中角栄が、立花隆はじめ、CIA協力者を動員してのキャンペーンで葬られたのと、構造的にはまったく同じ問題だ。
暢気な日本人。吐き気がする。
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